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ファイル倉庫5・Switch版『戦場の狼2』オンラインランキング五冠達成

2023年01月17日(火)、
Switch版『戦場の狼2』オンラインランキング五冠達成!

正確には「Switch版『戦場の狼2』」というのは、
多機種展開の『カプコンアーケードスタジアム』に
収録されているゲームのひとつである。
正確に記述しようとすると文字数が多くなりすぎるので、
ここでは「Switch版『戦場の狼2』」と呼称している。
Switch版『カプコンアーケードスタジアム』の各タイトル毎に
オンラインランキングがそれぞれ個別に存在しており、
『戦場の狼2』タイトル内の部門は全部で5部門存在する。

下記、2023年01月17日(火)に
5部門全てで1位をとれた時点でのスクリーンショット。
(自分以外のプレイヤーネームは隠した)

なお、スコア系3部門は「カンスト達成=1位タイ」となり、
早い者勝ちのルールではない点に留意。
オンラインランキング表示上はタイもちゃんと1位扱い。

Switch版以外の機種や日本以外の地域の事情は不明。
また、『MERCS』(海外版『戦場の狼2』)は未収録なので
「海外版『MERCS』側のみの独立した部門」は存在しない。

もし海外版が収録されていたとして、世のプレイ動画を観るに
言語以外に違いはないような気はするのだが…詳しく知らないので
海外版の事情については村上ネビからはノーコメント。

タイムアタック系部門は当然ながら
後から他のプレイヤーが更新する可能性があるが、
「ゲーム内オンラインランキング」という公式の場で
分かりやすく『戦場の狼2』全プレイヤーの頂点に立つ経験が出来た。

大好きなゲームなので、本当に嬉しい!

2023年01月17日(火)に五冠達成したが、
2023年07月08日(土)に確認した際には既に上位勢に
一部種目でトップを抜き返されていた事を確認。
具体的にいつごろなのかは不明だが、お見事!

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Switch版『戦場の狼2』オンラインランキング五冠達成時のスクリーンショット
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●「スコアアタック」999990点

記録…999990点 (カンスト達成で1位タイ)
(コンティニュー不可+デフォルト設定)

2021年10月22日(金)達成(購入当日に初プレイで一発で達成)
2023年01月17日(火)時点でこの記録が1位で残っている事を確認

購入当日に初プレイで達成。
『戦場の狼2』はデフォルト設定ならいつ何時プレイしても
カンスト達成出来るように昔から定期的に修練しているので、平常運転。

ランキングが早い者勝ちではない仕様だったのが幸いした。

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●「タイムアタック」11分27秒07

記録…11分27秒07 (オンラインランキング1位)
(コンティニュー自由+デフォルト設定)

2023年01月17日(火)達成

パターン自体は「スペシャルチャレンジ3」と同じパターンを使用。
「4面ボス直前の順路のすぐ真横のグレネードランチャー」以外は
通り道に無いアイテムや装備を取らずに進むのが最速かな?
ゲーム開始から4面ボス直前までアサルトライフルのまま進行、
それ以降はグレネードランチャーでラスボス撃破まで進む。

「ステージクリア時にメガクラッシュが残り3発未満だと3発に回復する」
「コンティニュー時にメガクラッシュが残り3発未満だと3発に回復する」
というゲームシステムを主軸に据えた行動が必要。

ただし、コンティニューしてのメガクラッシュ補充は
4秒ほどの「自機やられモーション」のタイムロスが大きめなため、
タイムアタックとしてはどこで行うかが悩ましい所だった。

「接触判定はあるがダメージが通らない」出現演出中の2面ボス、
撃破してもスクロールストップ解除まで数秒の間がある場面、
「ボス本体が現れるまでが長い強制スクロール」の5面ボス、
「単純に強制スクロールが長い」6面中盤のエレベーター、
といった場面が
「わざとコンティニューしてもタイムロス皆無」という数少ない場所。

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●「スペシャルチャレンジ1」999990点

記録…999990点 (カンスト達成で1位タイ)
(コンティニュー不可+最高難度(難度0〜7の「7」))

2023年01月12日(木)達成
2023年01月17日(火)時点でこの記録が1位で残っている事を確認

最高難度でカンスト達成というのは
プレイステーション版で経験済ではあったが難しかった。

『戦場の狼2』は難度設定をデフォルトから変更すると
「難度が上がるほど全ての敵からの被ダメージが増す」
「難度が上がるほどザコ兵の攻撃頻度と手榴弾の弾速が増す」
という影響が出るが、逆に言えばそれ以外の影響は無い。

ボスが強くなったり、攻撃内容や攻撃タイミングが変わったりしない。
「弾速が上がる」という変化も、ザコ兵の手榴弾のみ。
また、アーケードゲームではポピュラーな存在である
マスクパラメーター「ランク」(不可視の難度自動調整機能)は
おそらく『戦場の狼2』には存在しない。

進行パターンはデフォルト設定時と一緒でもほぼ大丈夫なのだが、
とにかくザコ兵の手榴弾が圧倒的な性能になる点に注意が必要。

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●「スペシャルチャレンジ2」999990点

記録…999990点 (カンスト達成で1位タイ)
(コンティニュー不可+ゲームスピード「VERY FAST」(1.5倍速)固定)

2023年01月16日(月)達成
2023年01月17日(火)時点でこの記録が1位で残っている事を確認

ゲームスピード「ベリーファスト」は
少なくともSwitch版『戦場の狼2』では1.5倍速。
Switch本体側の録画機能で検証して確認済み。

等速なら実時間で10秒(600フレーム分)かかる内容が
ベリーファストだと6.66秒(400フレーム)で進んでしまう為、
「グレネードランチャーを爆風を途切れさせず手動連射するテンポ」の
単純に1.5倍速に圧縮したバージョンを手に覚え込ませる、
という練習が正直言って一番難しかった…。

また、進行と直接は関係ないが
1.5倍速するとせっかくの名曲が聴くに堪えない状態になる、
という精神的苦痛に耐えるのが大変だった印象が強い。

3面冒頭や6面冒頭など混雑した状況の場面が最難関になる。

進行パターンはデフォルト設定を等速でプレイしている時と
基本的に変えないまま進行するのがベストかとは思うのだが、
6面冒頭の戦車2機とバズーカ兵の混成の場面については
メガクラッシュ残弾ボーナスが高くつかないので1発撃った方がいい。

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●「スペシャルチャレンジ3」7分44秒09

記録…7分44秒09 (オンラインランキング1位)
(コンティニュー自由+ゲームスピード「VERY FAST」(1.5倍速)使用可)
2023年01月17日(火)達成

ゲームスピード「ベリーファスト」は1.5倍速であり、
等速に換算すると「11分36秒13」に相当する記録となる。
(秒の小数点以下第3位切り捨て)

「タイムアタック」と全く同じパターンを作ってプレイしているが、
ゲームスピードが速い分だけ操作精度が下がる分のロスが大きかった。

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補足説明や攻略情報など
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●『戦場の狼2』についての概要

『戦場の狼2』(2は本来ローマ数字表記で『戦場の狼U』)は、
1990年にカプコンが開発・販売したアーケードゲームで、
ジャンルは陸戦シューティング。
使用基板はカプコンCPシステム1。

当初はメガドライブや海外限定でセガマスターシステム、
その他に海外PCゲームとして移植があったアーケードゲームである。
メガドライブ版はアーケード版の移植にあたるアーケードモードの他、
基本ルールとゲーム進行内容がガラリと変わったオリジナルモードもあり、
どちらも完成度が高く面白いゲームだったのだが、
このページの趣旨から外れるので詳細割愛。

家庭用ゲーム機でいわゆる「完全移植」モノが
当たり前のようにリリースされる時代になってから
最初に完全移植タイプで発売された『戦場の狼2』収録作品は
プレイステーションとセガサターンで並行リリースされた
『カプコンジェネレーション第4集 弧高の英雄』(1998年)。
前作『戦場の狼』と、『ガンスモーク』とのカップリング移植。

それ以降も、カプコンがアーケードゲーム詰め合わせ移植などを
発売する度に多くの場合『戦場の狼2』が収録タイトルに名を連ねている。

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●『戦場の狼2』の攻略上の知識

▼メガクラッシュの仕様

・ステージクリア時にメガクラッシュが残り3発未満だと3発に回復する
・1人プレイ時に拾えるメガクラッシュは14個のため残17発が最大
・1人プレイ時にノーコンティニューで撃てるメガクラッシュは最大35発
(初期3発+拾える14発+ステージクリア毎の3発補充が6面分)

▼コンティニューの仕様

・コンティニューしてもパワーダウンや装備武器強制変更は無い
・コンティニュー時にメガクラッシュが残り3発未満だと3発に回復する

▼アイテム配置

・ゲーム中に落ちているアイテムは小回復アイテム以外は完全に固定
・小回復アイテムだけはおそらく木箱から何が出るかランダムと思われる
・プレイ人数が増えるとアイテム木箱が増える

▼敵の配置

敵の一般兵、バズーカ兵、4面のボート、
これ以外については完全に固定と思われる。

また、敵の一般兵は
ボス戦と道中の一部例外を除けばどこでも無限に出現する。

▼自機の通常ショットの攻撃力

自機の通常ショットの攻撃力は原則として
「敵が白く光ったヒットエフェクト1回につき1ダメージ入る」
というルールが採用されている。
「攻撃を当てただけ敵にダメージが入る」シンプルな方式ではない。

そのため自機ショットはカス当てが全体的に強く、
全力で至近距離で連射しても「最高速の連続ヒット」が火力の上限。

「火炎放射器」と「グレネードランチャー」は
攻撃判定が出っぱなしであるため
当てさえすれば本作の通常ショット最高火力が必ず出る。

他社作品で言うと
『コナミワイワイワールド』(1988年・コナミ)
『ワルキューレの伝説』(1989年・ナムコ)
『バトルガレッガ』(1996年・ライジング)
と概ね同じような方式と言えるだろうか。

なお、出現直後のボスなどは
「ヒットエフェクトは出るがダメージが一切入っていない」
という例外処理が行われているので注意。

▼その他の攻撃手段の攻撃力

敵に与えるダメージのルール自体はほぼ同じなのだが、
「敵が白く光ったヒットエフェクト1回につき入るダメージ」が
攻撃手段によって個別設定されている模様。

細かく検証したわけではないので不正確な情報だが、
「メガクラッシュ」は
「敵が白く光ったヒットエフェクト1回につき3ダメージ入る」
みたいな感じになっているのかな?

「バギーのバズーカの弾本体と爆風」
「ボートの魚雷の弾本体と爆風」
「戦車の主砲の弾本体と爆風」
「敵が白く光ったヒットエフェクト1回につき2ダメージ入る」
みたいな感じになっていると思われる。

「青い丸弾を3WAYで連射できる銃座」だけは
自機の通常ショットと同じ火力かな?

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●『戦場の狼2』4種類の武器性能の比較

▼「アサルトライフル」…思わぬ弱点に注意

初期装備の「アサルトライフル」はリーチが最も長く、
連射力も高く弾速も速く、パワーアップすると幅も広い、
と扱いやすい性能になってはいるのだが…。

前作『戦場の狼』のショットのように
方向転換時に振り回すような挙動を取るため
「上下左右斜め以外の中間方向にも攻撃が可能」という利点と
「指定の方向に1フレームで振り向けない場合がある」という弱点が
表裏一体になっている事には注意が必要。

また、一定以上パワーアップすると弾速とリーチが更に上がるのだが、
「アサルトライフル」の弾速が速くなりすぎるとその弊害で
「高速で突っ込んでくる破壊可能弾」が若干すっぽ抜けてしまい、
「弾を真正面から多量に浴びせている」状態でも迎撃が遅れる事がある。

これは「自機弾と敵の判定が重なっていたらダメージを与える」
という判断を各フレームで行っているという
アクションゲームやシューティングゲームで一般的な仕様に対し
「アサルトライフル」の弾が小さすぎて弾速が速すぎる、
という事から起きる弊害である。

▼「ショットガン」…癖が無く扱いやすい

「ショットガン」は「アサルトライフル」と似て非なる武器。
ショットの幅の広さは「ショットガン」に分があるが、
リーチと遠距離火力では「アサルトライフル」に分がある。

ただ、「ショットガン」は前述したような
「パワーアップしたアサルトライフルのすっぽ抜け問題」が起きるほど
弾速が速くなりすぎないので心配がほぼ無用な点がいい感じ。

また、「ショットガン」は「グレネードランチャー」と同様に
「向いている方向に弾を撃つ」シンプルなシステムになっており、
「アサルトライフル」や「火炎放射器」のような
縦横斜め以外の中間方向への振り回すような攻撃方法ではない。

「ショットガン」は「グレネードランチャー」に似た運用が可能な為、
近距離戦と敵破壊可能弾の確実な相殺を重視するなら
この2種類の装備を選んでみよう。

▼「火炎放射器」…ピーキーでボス戦が少々苦手

「火炎放射器」は初心者にはあまりお勧めできない。

薙ぎ払いながら戦う事に関して右に出る武器は無いが、
「撃った弾に攻撃を任せて自機は逃げる」といった
ボス戦で重要な戦法と噛み合っていない弱点と表裏一体の為だ。

火力は「グレネードランチャー」と同等、
炎に触れさえすればザコ兵と破壊可能弾は束になっていても一掃可能、
炎が地形や他の敵を完全に無視して何もかも貫通する、
という他の3種類の武器にない長所で勝負!

▼「グレネードランチャー」…コツが要るが安定性抜群

「グレネードランチャー」は画面内に
爆風を含めて3発まで一度に存在出来る武器となっており、
「爆風が途切れない範囲でポンポンと一定のリズムで手動連射」
という事を行うだけで最高火力と破壊可能弾対策になる。

また、「攻撃を発射済の弾と爆風に任せて自機は逃げる」
という行動が非常に強力であるため、
後半の戦車やボスとの相性がとても良い。
本作の武器はいずれも一長一短あり武器バランスも良好だけど、
個人的には最も頼れると思うイチオシの武器がコレ。

ただやはり「リーチの短さ」と「弾本体の小ささ」という2点が
他の武器に無いデメリットでありプレイ感も大きく異なる点は注意。
また、6面ボス直前の「ロケット砲台2台とロケット装甲車の複合」など
純粋にリーチの長さが欲しい場面との相性は、どうしても悪い。

本作の自機ショットのダメージ計算が
「敵が白く光ったヒットエフェクト1回につき1ダメージ入る」
というものである都合上、爆風が途切れるような連射は基本的には損。
「複数方向を歩兵に囲まれて緊急回避的に3発一気に撃つ」
といった状況ならやむを得ない所ではあるが、普段そうしたくはない。

カンスト達成できるような上級者のプレイ動画を観ている感じ
「ボス戦以外でも普段使いする」という所まではされにくいようで
「少々敬遠されがちな武器」という立ち位置に収まっている印象がある。

うまく付き合えれば全4種類の武器で最も安定した戦いが可能なので、
ポンポンと一定のリズムで撃つことを習慣付けて使ってみてほしい。

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村上ネビの個人的な思い出と感想
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●村上ネビと『戦場の狼2』の思い出

わたしが初めて『戦場の狼2』に触れたのは前述の
プレイステーション版『カプコンジェネレーション第4集 弧高の英雄』で、
発売から3年半ほど経った2002年04月05日(金)が初プレイ。

初のノーコンティニュークリアは2002年04月15日(月)、
初のカンスト達成(999990点)は2002年04月20日(土)。
当サイト開設の更に1年以上前の出来事。

それ以来20年以上の間、好きなゲームの筆頭格として
『戦場の狼2』をプレイしてきているので今回の五冠達成は感無量!
一時的かもしれないし、せっかくなので記念にコーナーを作ってみた。

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●アップ:2023年01月19日(木)
●最終更新:2023年08月12日(土)

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